セブンチョーク 

ミニマリスト 旅 日記  by チャコペン

京都宇治物語

おはようございます。クキパの翌日に、運動も兼ねて源氏物語とお茶のまち宇治を歩いてきた、パリピなチャコペンです。(パリピはまだ使えるのか??)

7chalk.hatenablog.com

ということで、今回は旅日記です。(旅というよりは近所の散歩程度ですが。)

と、その前に、まずはこちらの宇治市公式PR動画をご覧ください。

www.youtube.com

かなりイケてますよね〜笑

 

 

京阪宇治線宇治駅にやってきた。旅のスタートはここからだ。
駅舎はコンクリート打ちっぱなしのモダンでアーティスティック!・・・と思っていたらグッドデザイン賞近畿の駅百選のプレートを発見。やっぱり!f:id:chalkpen:20170402070931j:plain

駅を出るとさっそく宇治橋がお出迎えをしてくれる。すごい開放感で気持ちがいい!f:id:chalkpen:20170402072251j:plain宇治橋が最初に架けられたのは646年、ムシゴヒキと覚えた大化の改新の翌年、つまり約1400年前だそうだ。悠久の歴史に思いを馳せながら橋を渡ると、平等院の参道だ。この参道には中村藤吉、伊藤久右衛門をはじめ抹茶パフェやら抹茶たこ焼きやらの抹茶が氾濫している。

その参道を抜けると、いよいよ平等院である。平等院には中学の修学旅行で来たつもりになっていたが、実は初めてな気がした。f:id:chalkpen:20170402072458j:plainいわゆる鳳凰堂は、10円玉のイメージも相まって檜皮色を想像していたが、何年か前に塗り替えたらしく鮮やかな朱色だった。

博物館の鳳翔館は意外と見応えがあって、国宝である初期の梵鐘や鳳凰、52躯の雲に乗った仏様の半分がいらっしゃった。残り半分は鳳凰堂の中だそうだ。

鳳凰堂の中には別途300円払えば、予約制で入れる。僕は13時10分の回で1時間20分ぐらい待ち時間があったので、鳳翔館をのんびり見学していた。

いざ鳳凰堂へ。中にはただ仏様がいるだけだ。そもそも仏様のための建物で正確には阿弥陀堂ということだった。


平等院の目の前には和モダンなテイストで造られたオープン前のスタバがあった。(2017年3月31日からオープン)f:id:chalkpen:20170402072813j:plain

参道に戻って、以前から気になっていた抹茶ラーメンの田中九商店へ。f:id:chalkpen:20170402073731j:plain茶そばのような麺だが、抹茶の風味を感じることは難しく、でもラーメンそのものはおいしかった。今回は注文しなかったが、このお店には抹茶色をした抹茶餃子なるものがあり、抹茶塩で食べるそうだ。

昼食を終え外に出ると雨が降り出していた。朝霧橋から宇治川を渡ると、目の前に宇治神社が現れた。
そこにある看板をふと見ると、右に行くと福寿園とある。某CMで「京都フクジュエンのお茶」とだけ聞いたことがある程度だったが、せっかくなので行ってみた。(調べたら全国のデパ地下にあるのね。)f:id:chalkpen:20170402074026j:plainこれが音に聞こえし福寿園。。京都フクジュエンって茶園が広がってるのかと思ってた笑

1階はギフトショップとちょっとした資料館、2階はお茶の何かの体験教室と茶寮になっていた。茶寮のメニューにあるお餅がおいしそうだったが、昨日クッキーを気持ち悪くなるまで食べたから今日は甘味は控えようと、1階だけさらっと見て、後ろ髪を引かれつつも退出した。

福寿園から少し戻り、宇治神社へ。f:id:chalkpen:20170402074231j:plain

さらに宇治上神社へ。f:id:chalkpen:20170402074351j:plain

f:id:chalkpen:20170402074640j:plain本殿の方が価値は高いけど、僕はこの拝殿の屋根の破風が興味深いと思っている。立札によると「一重切妻造 両妻一間庇付」とあるので、屋根は切妻なのに、庇がついて入母屋のようになり、破風が庇と相まって正面から見ると珍しい形になっている。しかも神社建築で寝殿造りとは面白い。

世界遺産でもある国宝を見学後、やっぱり思いを断ち切ることができず、雨が強くなってきたことを口実に戻ってしまった、、福寿園に。f:id:chalkpen:20170402074934j:plainお目当てのお餅とお抹茶。朝日焼きの茶器もいい感じ。

休憩後、宇治駅の方に歩き、さらに伊藤久右衛門本店を素通りして、1時間近く歩いてやってきたのは、黄檗宗大本山萬福寺f:id:chalkpen:20170402075708j:plain

f:id:chalkpen:20170402075423j:plain萬福寺は広大な寺域に巨大な山門その他の建造物と整然とした庭と回廊が魅力的だった。訪問した時間が17時近くだったので、人もあまりいない点がまた良かった。

萬福寺のすぐ近くには宝蔵院というお寺がある。僕は事前に地図で宝蔵院を見つけ、あの宝蔵院流槍術の宝蔵院はここにあったのかと思っていた。実際に行ってみると道場らしき建物はなく、重要文化財指定の明朝体と原稿用紙のルーツになったとされる何かがあるという看板だけだった。どうやら宝蔵院違いだったようだ。

時刻は17時半、今旅の最後の目的地は、京都で一番有名なパン屋さん、たま木亭だ。
黄檗まで歩いてきたのもそのためでもあった。f:id:chalkpen:20170402081854j:plain

f:id:chalkpen:20170402082000j:plain全部おいしそうで散々迷った挙句、手に入れたのはカレーパン、クリームパン、パンシュー、そしてこげぱんという商品だ。

やっぱりどれもおいしい。クリームパンのカスタードはシュークリームみたいだ。

 

総じて、宇治は1日観光するにはちょうどいいサイズ感で、歴史的にも味覚的にも満足であった。

 

ちなみに全く関係ない『京都太秦物語』という映画があるが、内容はともかく、空気感はかなり好きである。

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以上

 

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