長州征討 ー前編ー
こんばんは。猛勉強の末にチョコレート検定のスペシャリスト(初級)とエキスパート(中上級)に合格したチャコペンです。
ということで先日、幕末維新その他の歴史に思いを馳せるため同期と3人で山口に行ってきたので、旅日記です。
深夜の高速をひた走り西へ。
仕事終わりに夜通し山口を目指した。レンタカーで。完全に学生のノリであった。そして素晴らしいことに、誰一人寝ることなくしゃべり続け、高速を降りる前最後のパーキングエリアに到着した。とは言っても全員30オーバーなので、そこで仮眠をとることにしたのだった。
旅行計画は全て一人の同期に任せてしまっていた。旅行の数日前に、予習をしてより楽しもうと行程を聞くと、旅行のしおりが送られてきた。。なんとマメなやつ!
日が昇り、まずやってきたのは、岩国の錦帯橋だ。
何度も流れて試行錯誤を繰り返し、苦労の末にかけられた橋だと事前学習していたので、先人の知恵と情熱に敬意を表しながら渡った。ってわけでもないけど、きれいな木造のアーチ橋に見惚れた。薄い雲の向こうには岩国城が微かに見えていた。
近くには吉川英治の小説「宮本武蔵」で描かれた佐々木小次郎の銅像があり、かの有名な燕返し中なのか独特な構えをしていた。
岩国を後にし、萩にやってきた。
松陰神社内にある松下村塾を目の当たりにして同期が興奮していた。
せっかくなので、蝋人形の館(吉田松陰歴史館)にも入り、近くの吉田松陰、伊藤博文等のゆかりの地を巡った。
昼食は瓦そばという山口名物だ。瓦の上で熱せられた茶そばを出汁につけて食べる。レモンの酸味がいい感じでおいしかった。
昼食後は、萩城でもう一人の同期の城郭マニアっぷりを垣間見た。
その他、高杉晋作ゆかりの地など萩の城下町を歩いた。
時間が余ったので世界遺産になった反射炉を見学してから、道の駅で少し早めの夕食をとった。
本日のお宿は明日のことを考え、萩から南に下がった宇部の持世寺温泉だ。
ナビの指示通り暗闇の山をいくつも越え平地に出てきたときには安心した。
しなびた旅館でしっぽりと、と思っていたが意外とよかった。温泉は最高だ。
風呂上がりにはコンビニで仕入れてきた酒と肴を口にしながら、3人でしたトランプの大貧民(大富豪ともいう)が、思いのほか白熱したギリギリの勝負で盛り上がった。
昨晩からろくに寝てなかったので、布団で寝ることができる至福を噛み締めながら眠りに落ちた。
続く。