4月に読んだ本
『たとえ、いかなる逆境、悲運に会おうとも、希望だけは失ってはいけない 「朝の来ない夜はない」のだから』 by 吉川英治
こんばんは。4月から再び筋トレしたり走ったりしたけど、結局は三日坊主のチャコペンです。一度習慣が抜けるとなかなか続きませんね~。
ということで、4月に読んだ本の備忘です。
① 着かた、生きかた/地曳いく子
着かた、生きかた [ 地曳いく子 ]
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人は毎日服を着て生活している。服の着かたはそのまま生きかたにつながってるのだと。前著「服を買うなら、捨てなさい」は過去の服清算法について、この本は次の段階として、楽に効率よく自分のスタイルを見つける方法について書いたとのことで、体形を生かすポイントなど実践的なことが書かれていた。
② 雪国/川端康成
雪国改版 (新潮文庫) [ 川端康成 ]
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『国境の長いトンネルを抜けると~』(冒頭引用)でお馴染みの作品。残りのページが少なくなってきても物語が動かないので、どういう最後なんだろうと思っていると本当の終盤の終盤で急に事件が起きた。そして今までの経験から、なんとなくあの子が死ぬのでは?と予感して読み進めると案の定あの子が登場。最後は、えっ!終わり?という終わり方で驚いた。内容どうこうよりも美しいと評判の文章そのものを楽しむという意見もあるが、やっぱり純文学は難しい。
③ エンド・ゲーム/恩田陸
エンド・ゲーム 常野物語 (集英社文庫) [ 恩田陸 ]
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前回読んだ蒲公英草紙に続く、不思議な能力を持つ一族の常野物語シリーズ第三弾。精神世界のようなところで繰り広げられるスピード感のある展開と主人公たちが思い出す過去の記憶にゾワっとした。
④ 光の帝国/恩田陸
光の帝国 常野物語 (集英社文庫) [ 恩田陸 ]
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常野物語シリーズの第一弾にして短編集。短編集の中には第三弾の「エンドゲーム」へ続く話や短編集の中で繋がってる話もあったが、基本的にはそれぞれ独立した話になっているので、どれから読んでも大丈夫。本の表題にもなっている「光の帝国」が悲しすぎたが、最後の「国道を降りて」で爽やかな感動が待っていた。
以上
5月はブログを書くような読書をしていません。。