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ミニマリスト 旅 日記  by チャコペン

昭和館としょうけい館

こんばんは。夜風の涼しさに早くも秋の訪れを感じているチャコペンです。気付けばもう残暑ですね。

昨日、昭和館としょうけい館に行ってきたのでそれについて書こうと思います。

そもそも昭和館としょうけい館って何?という方に。簡単に言えばどちらも九段下にある戦争資料館です。戦後70年の昨年に九州の戦争資料館を周り、関東の資料館も行かねばと思っていました。

ここでは戦争の賛否、愛国心軍国主義的思想などを語るつもりは全くありませんし、そもそも語れるほどの知識もありませんが、ただ、我々が今この日本で平和に生きていられるのは、71年前の国難に命を賭して戦ってくれた全ての方へ感謝しなければいけないと思っています。
そして感謝するためには事実を知らなければならないでしょう。私は今までに、先に述べた九州、そして沖縄、広島、仙台、マレーシアのマラッカ、タイのカンチャナブリ、ロシアのウラジオストックなどの資料館や慰霊碑を見てきました。それなのに関東の資料館には全然行っていなかったのです。

九段下には皆さんご存知の靖国神社があり、その中に遊就館という資料館があります。実は5年前にたまたま靖国神社の近くに行った際ついでに寄ったことがあったのですが、遊就館の入館料800円を払う気になれず、その時は入りませんでした。時が流れて、71回目の終戦記念日が近いこともあって、昨日再び行ってみたのでした。

しかし、家を出たのが微妙に遅く、九段下に12時40分頃着いたため遊就館内で13時から上映される映画に間に合いそうもないと判断し、あの大きな鳥居の前で引き返し、すぐ近くの昭和館に行くことにしました。九段下で行くべき資料館は、遊就館昭和館・しょうけい館と事前にリサーチ済み、1日では全て周れないと思っていたので、遊就館は今度行くことにしました。

 

昭和館 | National Showa Memorial Museum

常設展のみ300円かかりますが、図書室、映像・音響室、企画展は無料でした。常設展は昭和10年ごろから昭和30年ごろまでの戦中・戦後のくらしについて、写真や実物などが時代を追って分かりやすく紹介されており、音声ガイダンスも無料で貸してくれます。かなり読み込む方は休憩できるイスが全然ないので疲れてしまうと思います。

 

しょうけい館 戦傷病者史料館

ここは全て無料で入れます。戦争で体が不自由になってしまった人やその家族の労苦を伝える展示内容です。今は横浜の山下公園前に係留している氷川丸ですが、戦時中は病院船として活躍していたことがわかる資料がありました。野戦病院の再現もあり、過酷な状況が伝わってくる音声を聞くことができます。

九州で見た資料館はほとんどが特攻隊のものでしたので、零戦をはじめとした飛行機や隊員の遺書・遺詠が展示物でしたが、昭和館、しょうけい館ともにテーマが全く違うので、戦争を別の角度から見ることができました。

これに限らず物事を多角的に見ることによって新しい気付きや発見があればいいなと改めて思いました。

以上。

 

 

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