セブンチョーク 

ミニマリスト 旅 日記  by チャコペン

僕とタジンとミントティー ⑤ ~アトラスを越えて~

こんにちは。前回の続きです。

7chalk.hatenablog.com

 
翌朝、最後のアイト・ベン・ハッドゥを目に焼き付けてから大移動。f:id:chalkpen:20190413134316j:plain

アトラス山脈を越える。f:id:chalkpen:20190413134826j:plain標高2000メートルぐらいの地点らしい

 
4時間30分ほど移動してやってきたのは、この旅行最後の街にしてモロッコ最大の都市マラケシュだ。
マラケシュではもともとオーダーして楽しみにしていたリヤドへ。f:id:chalkpen:20190413140751j:plain

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荷物を置いてスタッフに地図をもらってさっそく出かけた。

f:id:chalkpen:20190413144357j:plain活気のあるジャマ・エル・フナ広場

ホテルスタッフに教えてもらったレートのいい両替所では、ドーハの空港で両替したのがいかに損したかが身にしみた。 

イヴ・サンローランが愛したマジョレル庭園へ。f:id:chalkpen:20190413141354j:plainきれいなマジョレル・ブルー
 
隣のイヴ・サンローラン博物館はあいにくの休館だった。f:id:chalkpen:20190413141522j:plain

f:id:chalkpen:20190413141552j:plain通りかかったときにたまたま入口のゲートが開いた
 f:id:chalkpen:20190413145852j:plain帰り道に前を通ったクトゥビアのミナレット

ホテルスタッフに教えてもらったおすすめのレストランでは、初めてセネガル料理を食べた。f:id:chalkpen:20190413144616j:plain屋上のテラス席からの眺め

f:id:chalkpen:20190413142126j:plain錦糸卵みたいなものにシナモンとシュガーがかかった謎の料理

ホテルに戻って予約していたハマム&マッサージに。部屋で着替えるようにと渡されたバスローブは、なぜか膝丈だった。ハマムでは自前のパンツの上から水をバシャバシャかぶせられた。マッサージはまさに至福だった。

 

翌日

前日のハマム&マッサージの影響なのか、右足のかかとで地面を踏むと激痛が走った。今日はモロッコ最終日。足を引きずりながら、マラケシュメディナ散策に出かけた。

ベン・ユーセフ・モスクという大きなモスクを一周しようとしただけなのに、できずにどんどん遠ざかり、道に迷ってしまった。

通りのお店で道を聞いていると、まためんどくさい奴が現れて、道案内を始めた。僕らももうめんどくさかったので、道案内してもらいチップを渡すことにした。おかげで戻ってくることもできたし。

f:id:chalkpen:20190413145016j:plainどこかのモスクのきれいな入口

f:id:chalkpen:20190413145333j:plainきれいなランプのスーク

f:id:chalkpen:20190413150401j:plain毎日並べるのが大変そうなランプたち

そして、時間ギリギリまで街を歩き回り、タイムアップ。

グッバイ、マラケシュ!グッバイ、モロッコ

f:id:chalkpen:20190413150716j:plainマラケシュの空港

f:id:chalkpen:20190413153724j:plainドーハの空港

往路と同じようにドーハを経由し、あっという間に日本に帰国してしまった。羽田に22時30分ごろに着き、予約していた近くのホテルに一泊した。

翌朝は、横浜の実家から父が車で迎えにきてくれて、京都まで送ってくれた。四国を旅するついでだそうだ。ありがたや、ありがたや。 

 

まとめ
実は、発案者にもかかわらずモロッコに行く前から、行きたい街はあっても行きたいスポットはそんなにはなかった。

だから、ほとんどどこに行ったってわけでもなく、街を歩いてただけ。どこに行ったかを聞かれても、シャウエンに行った、マジョレル庭園に行ったと言ったところで説明が不要なほどメジャーでもない。一言で表現できないのだ。唯一、サハラ砂漠ラクダに乗ったと言えるぐらいだ。鳥取砂丘の砂とは全然違った。

そもそも旅行はほとんど移動だった。でも全然飽きなかった。雪山だったり岩山だったり、草原だったり、砂漠だったり、オリーブの木だったり、オレンジの木だったり、桜そっくりのアーモンドの花だったり、ところどころにヤギやヒツジの群れがいて牧歌的だが、地域によって特色が出てて色彩豊かだ。

ロッコでは、アラビア語ベルベル語、フランス語が主に使われているそうだが、さらに英語も話せる現地のドライバーさんと僕ら二人だけの移動だったので、スーパーマーケットに寄ってもらったり、写真スポットで車を止めてくれたり、自由度もあり、本当にいい人でよかった。

昔取った杵柄的なフランス語が役立ったのも嬉しかった。
総じて、楽しかった。本当に楽しかったのだ。モロッコを選んで正解だった。

以上