7月に読んだ本
こんばんは。通勤で往復1時間40分電車に揺られているチャコペンです。
今日は7月に読んだ本について備忘的に書いておこうと思います。
①緑十字機の記録/岡部英一
皆さんの中で緑十字機を知っている人はどれぐらいいるでしょうか。おそらく聞いたこともないという方がほとんどだと思います。そして、僕たちは昭和20年8月15日に戦争が終わったとしか学校では教わっていないと思います。しかし、正式に戦争が終結したのは降伏文書に調印した9月2日です。
「緑十字機」とは、太平洋戦争の終戦処理のために、連合国から飛行を認められた日本の「終戦連絡機」の総称で、連合国からの指示で、機体は誤攻撃を防ぐため白に塗り、日の丸部分に緑十字を描いていたため、緑十字機と呼ばれます。(引用、本書P6)
本書は8月15日から9月2日までのあまり知られていない記録です。
昨年、戦後70年ということで、戦争関連の資料館等を回りながら九州を縦断しました。そこで、千葉の木更津で開催されていた緑十字機についての企画展のポスターを見ました。初めて緑十字機というものの存在を知り、興味が沸き、木更津にも足を運びました。さらにこの本の存在をネットで知りました。昨年買った本ですが、ようやく読むことができました。ちなみにこの本は岡部英一氏の自費出版のため市販はされていませんので、欲しい方は直接注文する形式です。
②新編知覧特別攻撃隊/高岡修
新編知覧特別攻撃隊 写真・遺書・遺詠・日記・記録・名簿 / 高岡修 【単行本】
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これも昨年九州を縦断した際に買いました。
鹿児島の知覧は、太平洋戦争末期に沖縄の海に飛び立つため、特攻隊が最後を過ごしたところです。鹿児島には他にも万世や鹿屋といったような陸軍、海軍の基地があり、今は資料館になっていて、遺詠や遺書が展示されています。本書ではその一部が掲載されています。日本人なら一度は知覧に行くべきでしょう。
③雑談力が上がる話し方/齋藤孝
雑談力が上がる話し方 [ 齋藤孝(教育学) ]
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そこまで仲良くない人、目上や年上の人と帰り道や電車が一緒になって沈黙で気まずいと思ってしまった経験はありませんか。今うなずいたそこのあなたは、まず読んでみましょう。トークや会話術とは違う、ルールを知るだけです。と言っても読むだけではまだまだできるようにはなりません。実践あるのみです。そのきっかけのためにお読みになってはいかがでしょうか。かくいう自分もまだまだです。
④親の家の片づけ/安東英子
親の家の片づけ [ 安東英子 ]
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僕の母親は物を捨てられない人です。何でもとっておきます。一生来ることがない、いつかのために。母親の部屋は倉庫みたいになっています。どうにかならないものかと
書店に行くと、実家の片付け関連の書籍が多くあり、子世代はみんな親の片付けに悩んでいることを知りました。うちだけではなかったのです。戦後物資が不足していた時代に育った親世代は物を捨てられないそうです。
この本は、子が熟読し、話し合いながら親に片付けてもらう、協力して片付けるといった趣旨の本です。僕はそれを理解していましたが、めんどくさがって、さらっと読んで、母親に読むかと聞いて渡したところ、パラパラと見て意味わかんないと一蹴されて終わりました。
⑤パーソナルカラーの教科書/神山瑤子、長坂信子
パーソナルカラーの教科書 [ 神山瑤子 ]
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10年前に色彩検定1級を取得して以来、再び色彩の勉強をしています。洋服、例えばトップスとボトムスのカラーコーディネートはできても、自分とトップスのコーディネートができていませんでした。自分の本当に似合う色がわかりません。パーソナルカラーには以前から興味がありましたが、ミニマリストになった今、少数精鋭の服を揃えるため勉強しようと思いました。
自分の肌の色、目の色、髪の色、それらのボディーカラーからイエローベース又はブルーベースに分かれ、さらにスプリング、サマー、オータム、ウィンターの4つのタイプに分かれる4シーズン法を勉強しましたが、正直、自分のタイプがよくわかりません。勉強は続きます。
以上、8月もよろしくお願い致します。