セブンチョーク 

ミニマリスト 旅 日記  by チャコペン

神無月の宇佐神宮と

こんばんは。「権利を行使しないこともまた権利の行使」として、いままで選挙に行ったことがありませんでしたが、初めて期日前投票ですが選挙に行ったチャコペンです。AKBの選挙にすら行ったことなかったのに。。行くものなのかも知らんけど。

ということで、先日4連休を得たので、旅に出た話です。

 

 

まだ横浜にいた2年前の戦後70年という節目の年に、戦争資料館をまわりながら九州を縦断した。宮崎に上陸し鹿児島、熊本、福岡、佐賀、長崎とまわった。そう、唯一大分には行かなかったのである。

そして今回、大分に行ってきた。同期とバイクとフェリーで。
大阪から別府までちょうどいいフェリーがあったのだ。しかも現地0泊、船2泊の弾丸ならバイク乗せても往復1万5千円。安い!

2年前の旅では、宮崎の都城で鹿児島の鹿屋行きの終バスを手違いで逃し、初日からヒッチハイクするはめになった。たまたま拾ってくれた方が親切で、ご自宅で夕食をご馳走になったうえに目的地まで送ってもらった。

だが今回は自分の足がある。2年前には想像できなかったバイク旅だ。
こんなに早く九州全県制覇が実現するとは思ってもみなかった。

前置きが長くなったが・・・

大阪の港に着く直前にオイルランプが点灯した。バイクに興味がなく知識も一切ないので、慌ててネットで調べた。
オイル交換の時期を知らせる程度という回答から不安を煽るような書込みもあったが、まぁ点灯したばかりだし、どうしようもない。とりあえずこの旅が終わるまで止まらなければと祈った。
(後日バイク屋で聞いたところ、やはり交換時期のお知らせ程度のものだそうだ。備忘として3000〜4000km又は6カ月のどちらか早い方が本来の交換時期とのこと。)

19時過ぎに出航のため、18時過ぎにはバイクをフェリーに乗せて船内へあがった。そして、さっそく自分の寝床を見て驚愕した。

f:id:chalkpen:20171018225337j:plainこ、これだけ!?狭っ!!

f:id:chalkpen:20171018225533j:plainすぐに甲板に出て出航前から同期とビール!
こんなん楽しんだもん勝ち!と同期の言葉が印象的だった。

f:id:chalkpen:20171018225625j:plainその後に風呂に入り、レストランでバイキング。一応、兵庫のそばめしや広島のホルモン天ぷらなど、船から見える土地のグルメが数点あった。

 


朝5時起床。船は7時前に別府港に到着する。それまでに支度をしなければならなかった。

f:id:chalkpen:20171018225723j:plain朝食もバイキングだ。パンをおかずにご飯も食べる。

朝食後、甲板に出て昇り始めた朝日を見た。写真にはうまく写らなかったが綺麗な朝日だった。
次第に船が到着し、下船した。

f:id:chalkpen:20171019000059j:plainまずは僕が行きたかった宇佐神宮へ向かってもらった。
途中、経験したことないほどの霧であたり一面真っ白だったが、港から1時間ほどで宇佐神宮に到着した。

f:id:chalkpen:20171018230927j:plain全国4万社あまりある八幡さまの総本宮

f:id:chalkpen:20171018231008j:plain

f:id:chalkpen:20171018232755j:plain光がやけに神々しかった。

f:id:chalkpen:20171019205925j:plainおみくじを引いたらレアな後吉というものがでた。

宇佐神宮を参拝後は九重の方に走った。

f:id:chalkpen:20171018233631j:plain途中の道の駅でソフトクリームを食べ、

f:id:chalkpen:20171018234027j:plain同期オススメのお店で景色とブランド豚に舌鼓を打ち、

f:id:chalkpen:20171018234108j:plainそしてまたソフトクリーム(笑)

由布岳を目指して走っていると、徐々に視界が開けて、裾野から頂上までなめらかで美しい萌黄色の雄大な山々が目の前に広がった。この大自然をバイクで走っていると、人間の存在がものすごく小さく思えたのと同時に、すこぶる高揚感を感じた。

f:id:chalkpen:20171019210203j:plain


同期の素晴らしい計算により予定通り15時頃に別府に戻ってきた。

f:id:chalkpen:20171018235246j:plainせっかくなので一箇所だけ地獄めぐりを味わって、温泉にもしっかり浸かった。僕はてっきり地獄にも浸かれるもんだと勘違いしていた。

 

最後に別府タワーを見てから港に戻ってきた。

f:id:chalkpen:20171019000623j:plain乗船後すぐに、また出航前から酒飲んで、

f:id:chalkpen:20171019001321j:plainバイキングで夕飯とって、

 

早朝に帰阪した。

f:id:chalkpen:20171019001922j:plainまた朝日が昇り、一日が始まる。

フェリーから車が順々に降りていくのを見ていた時、トラックの運転手が急にとてもかっこよく思えた。この人たちが日本の物流を支えてるんだと思ったら、感謝せずにはいられず、不思議とものすごく感動して涙が溢れてしまった。

船着場で同期と別れ家路についた。別れた直後から道を間違え、迷いながら、平日朝のラッシュに巻き込まれながら、無事帰洛することができた。

今回僕は宇佐神宮に行きたいと思って船を予約しただけで、あとは全て同期に任せてしまった。出発の6日前に突然誘ったのに、帰阪が平日なのに、来てくれてありがとうございました。おかげでかなり楽しいツーリングができました。大変感謝です。

 

大分走行距離 178km
総走行距離 316km