セブンチョーク 

ミニマリスト 旅 日記  by チャコペン

もうひとつの京都① 〜京都で過ごす夏の三連休〜

こんばんは。よく郵便局に行って特殊切手の発売日を見てますが、少し前に理化学研究所創立100周年ということで、なんとあの113番元素ニホニウムが切手になったそうです!もちろんこのビックニュースは皆さんもご存知だと思いますが、それについて特になんの興奮もしなかったチャコペンです。

ということで今回は7月の三連休を楽しんだので旅日記です。

 

 

7月15日(土)

4月頭に予約の電話をして、取れた日付が7月15日だった。
ハイアット大阪で開催中のスイーツビュッフェ「抹茶マニア・リターンズ」のことだ。f:id:chalkpen:20170722204149j:plain

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京都で過ごすとサブタイトルをつけておきながら、さっそく大阪で過ごした三連休の初日。だが、大阪のホテルでまったりと優雅な午後のひと時を堪能できるのも、京都に住んでるからこそできることだ。


7月16日(日)

8時過ぎに自宅を出発。
京都を南北に貫く京都縦貫自動車道をバイクですっとばした。園部の手前で心からバイクで良かったと思えるほどの大渋滞をしていたが、途中休憩を挟みつつ2時間ほどで宮津までやってきた。

今回の目的地は京都府北部の伊根町
9年前、天橋立に来た際に「伊根の舟屋」というパンフレットを見た。それ以来ずっと頭の片隅で気になっていた。そして今は、【もうひとつの京都「海の京都」】として京都府推し、脚光を浴びていた。

それと僕は、伊勢神宮外宮の旧鎮座地である、元伊勢籠神社に行きたかった。ここは9年前に時間の都合で素通りしてしまったところだ。f:id:chalkpen:20170722210653j:plain

f:id:chalkpen:20170722215317j:plain(神社建築の中でもこの内削ぎの千木と鰹木が好きだ)

9年越しに念願成就させると、寄るつもりは全くなかったのに、せっかくだからという思いが芽生えてしまい、9年ぶりに傘松公園へリフトであがった。f:id:chalkpen:20170722210845j:plain

1人で9年ぶりに股のぞき。親切なおばちゃんが写真撮りましょうかと声をかけてくれた。僕は丁寧にお断りしたが、撮ってもらうことが礼儀だったのかもしれない。

股のぞきをしながら写真を撮っている人がいたが、普通にカメラを逆さにして撮ればいいのにと思った。デジカメならそのまま撮ってデータを回転させればいい。きっとそんなことを思ってるやつの写真には臨場感が出ないのだろう。

僕は、天橋立が2回目になってしまった。松島も2回行っている。となれば宮島にもう一度行かねばなるまい。

そこから伊根町へ向かった。f:id:chalkpen:20170722211747j:plain

伊根の舟屋。ものすごくいいところだ。集落がノスタルジーにあふれている。うまく表現できないが、夏休みの少年がとても似合っている。そんな感じだ。
気分が滅入ってる時など「何かあると訪れる場所」として僕の中で認定した。

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本当は半島を一周しようと思っていたが、海鮮を食べるのに1時間ぐらい並んでしまったのが響いて、帰路についた。

丹波の同期が現在雷雨だと忠告をくれたが、僕のいるところは降ってなかったし、土地勘もなく方角も少し違うと思ったので、そのまま高速に乗った。

高速に乗ってほどなく雨が降ってきた。レインコートを着たくても高速だから止まれないし屋根もない。全身ずぶ濡れで寒くなり、半袖Tシャツなので雨が刺さって痛い。そして大渋滞。雨に濡れることしかできなかった。

土砂降りの雨に打たれながら、あの世かと思うぐらいきれいな虹が目の前に出現していた。虹は雨上がりに見るものだと固定観念があったので、雨に打たれながら見る虹に違和感を感じていた。

ようやく宮津から50キロ先のSAでレインコートの上着だけ着た。宮津から京都までは約100キロあるので、ちょうど半分来ていた。
それから雨は降らなかったが、雨対策というよりも防寒対策だった。

長岡京で高速を降り、道に迷った。フラフラしながらようやく家に帰ってきたのだった。


7月17日(月)

現在京都では日本三大祭りといわれる祇園祭が行われている。1カ月間お祭りらしいが、全く知らないので一度雰囲気を味わっておこうと思い、山鉾巡行というものを見学しにいった。f:id:chalkpen:20170722213051j:plain(噂の蟷螂山も見れたし)

f:id:chalkpen:20170722213545j:plain(船も来たし)

f:id:chalkpen:20170722213312j:plain(こんなにそびえたってるものだとは思ってなかった)

山鉾巡行の醍醐味でもある辻回しというものも見れた。みんなが見守る中で、鉾が90度回りきったときのみんなの安堵感みたいなものと拍手に少し感動した。
実は全然興味がなく、少し見たら帰るつもりだったが、意外におもしろくて結構見入ってしまったのだった。

気の済むまで祇園祭を見た後、ずっと行かねばと思っていた二条城に行った。f:id:chalkpen:20170722214056j:plain

キュッキュッ、キュッキュッ鳴る鶯張りの廊下。江戸幕府の始まりと終わりの地になった大広間。
京都は歴史が動いた場所が多い。
そして暑い。暑すぎる。二条城の中の自販機で水を買ったらぬっるいのが出てきてショックを受けた。供給が追いついてない。

暑さに疲れ果てて、夕方には家に帰ってきた。しばらくすると凄まじい雷雨が地上に降り注いでいたのだった。

 

以上